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まとめ
- “bottlenose whale” とは “トックリクジラ” のことであり,
“Northern bottlenose whale” とは “キタトックリクジラ” のことである
はじめに
Northern bottlenose whale についてちょこっとだけ調べたのでメモしておきます.
調べるきっかけは, Google Scholar で whale diving time と検索してヒットした論文の中に Northern bottlenose whale という単語があったからです.
わからない言葉はすぐにググる世代なので Northern bottlenose whale と Google で検索かけました.
が,英語のページしか出てこない. 英語のページしか出てこないのはまぁ良いんですけど, いまは Northern bottlenose whale の和名が知りたいんですわ. なので英語のページだけだとちょっとね…うん…
というわけで Northern bottlenose whale とググって 日本語のページが一つでも表示されたら便利かなと思い立ち,この記事を書きました.
自分にとっては備忘録ですが,お付き合いいただければと思います.
それでは,どうぞ!
Northern bottlenose whale = キタトックリクジラ
Northern bottlenose whale ってググってもどうにもこうにもならなかったので, bottlenose whale とググってみました.
すると Wikipedia > bottlenose whale というページがヒット.
このページを読むと,次の通り
トックリクジラ属に属するのはキタトックリクジラ(北徳利鯨、Hyperoodon ampullatus)と ミナミトックリクジラ(南徳利鯨、Hyperoodon planifrons)の2種のクジラである。
と書かれているんですね.
あぁ,なるほど,キタトックリクジラ = Northern bottlenose whale ですな.
で,きっかけとなった論文に記載されている動物の学名をチェックしたところ, Hyperoodon ampullatus となっており情報が確定できました.
ちなみにキタトックリクジラはこんな風貌をしているそうで.
https://www.kahaku.go.jp/research/db/zoology/marmam/pictorial_book/h_ampullatus.html より
可愛い頭してますな.
おわりに
“Northern bottlenose whale” は “キタトックリクジラ” だよ,というメモ書きでした.
最後に蛇足を少々.
そもそも,なぜ Google Scholar で “whale diving time” とググったのか,理由を説明します.
ペンギンが教えてくれた物理のはなし (河出文庫) という本がその理由の発端です.
この本の中に, マッコウクジラがエゲツないくらい深い距離潜ることや, ウミガメがとんでもないくらい長い時間潜ること, など書かれていて驚きの連続ですごく面白いんです.
著者が研究者なので,出典がバイオロギングの結果から得られた研究論文なので説得力があって心地よいです.
で,本の外の世界を見に行こうと思いました. そこで Google Scholar に “whale diving time” とキーワード検索した次第でございます.
研究論文はオンラインで読める時代です. Google Scholar にキーワードを入力して検索すれば良い時代です. 世界中どこにいてもインターネットに紐ついている研究論文なら読むことができます. 最近はオープンアクセスな論文も増えているので, 研究機関に属していない一般人でも気軽に論文を読めるようになっています. むしろオープンアクセスな論文じゃないと,一般人は気軽に読めません. 出版社が大変な状況にあるとは思いますが,オープンアクセス化を推進してもらえたら嬉しいです.
自然科学の論文を検索して読んで共有する. 大学院生時代に戻った気分でやっぱり楽しいですなぁ.
最後までお読みいただきありがとうございました.
今日も良い一日を!
執筆機材
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